yahooニュース 検索羽生結弦

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前年に比べ検索数が急上昇した人物らを表彰する「Yahoo!検索大賞2022」が5日、発表され、プロフィギュアスケーターの羽生結弦さん(27)が大賞に輝いた。2014年以来2度目の受賞となる。

また同調査では、今後の活躍が注目されるネクストブレイクカテゴリーも選出。2021年後半から徐々に検索数を伸ばしている男性6人組の歌い手グループの「いれいす」、TikTokでのダンス振り付け動画をきっかけに注目が集まっているシンガーソングライターのTani Yuuki、動画生配信などが話題の漫画家である山田玲司が選ばれた。

同賞は今年1月1日から11月1日の集計データを基に、最も検索数が上昇した「今年の顔」となる大賞などを選ぶもの。「俳優」「ミュージシャン」「アスリート」「お笑い芸人」「声優」の人物カテゴリー5部門などのトップ10が発表された。 羽生さんは大賞とアスリート部門の2冠。発表したヤフーによると、2月に北京五輪のフィギュアスケート男子シングルに出場し、フリーで人類史上初めて4回転半ジャンプに挑み、認定されて話題となった。さらに「7月には記者会見を開いて、プロ転向の考えを表明するなど検索数が上昇した」としている。 このほか、フジテレビドラマ「やんごとなき一族」での怪演が「松本劇場」と呼ばれた女優の松本若菜(38)が俳優部門、初アルバムやデビューツアー、相次ぐメディア出演など注目を浴び続けた男性7人組「なにわ男子」がミュージシャン部門、松本人志(59)のものまねで知られるJP(39)がお笑い芸人部門でそれぞれ1位となった。 検索ランキングは新顔や流行が上位になりやすく、その傾向は今回の結果にも表れている。そんな中、長く一線級で活躍し国民に広く知れ渡った羽生さんが大賞に選ばれたことで、改めて異次元の存在であることが印象づけられた。IT関係者は「羽生さんが4回転半へのチャレンジなど誰も成し遂げたことのない挑戦を続けているからこそ関心を誘い、検索につながっているのではないか」と指摘。来年2月にはスケーターとして初めて東京ドーム公演が決定し、まだまだ“検索対象”としてトップを走り続けそうだ。

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