トレンドの基本イメージは「大きな流れ」

まさに「トレンド入り」という日本語と同じニュアンスですね

さて、この「トレンド」という言葉の意味をハッキリと説明することができますか? 筆者もよくよく考えて調べてみたところ、実は使う場面によって微妙に意味が変わってくる言葉だということが判明しました。恥ずかしい思いをする前に予習しておきましょう!

これを読めば、日本語の「トレンド」と英語の “trend” の意味が、正しくわかるようになりますよ。

Web業界には独特の意味をもつトレンドがたくさんあります。どのような言葉があるのか、覚えておきましょう。

トレンドの基本イメージは「大きな流れ」。それをもとに「流行」や「傾向」、「動向」などさまざまな意味で使われますが、基本的な使い方は日本語も英語も同じです。

今回ご紹介したことを参考に、日常の会話でもトレンドを使いこなしていきましょう。

trending は、名詞の前に付けて「トレンド入りしている〇〇」という意味でも、be trending と進行形にして「〇〇が(今)流行している」という意味でも使えます。

株をはじめとする経済の世界では、価格が継続的に上がっていくことを「上昇トレンド」、反対に継続的に下がっていくことを「下降トレンド」と言います。価格の推移を、大きな流れとして捉えているイメージですね。

そんなトレンド入りは、英語だと “trending” と言います。ing を付けると「現在~している途中」という意味になるので、trending を直訳すると「今話題を集めている途中」といった意味。まさに「トレンド入り」という日本語と同じニュアンスですね。

トレンドの基本的な意味がわかったところで、今度はトレンドの関連表現について確認していきましょう。

GoogleでのトレンドはGoogleで特定のキーワードが検索された回数の、時系列での移り変わりのことを意味します。

世界有数のリサーチ&アドバイザリ企業であるガートナーは、2021年7月29日に「世界の製造業におけるビジネストレンド」のトップ5を発表しました。ガードナーのアナリストは、この発表について「製造業のCIO(最高情報責任者)がビジネスにおける将来の破壊的イノベーションに備え、新しい市場・製品ラインへの参入、財務的な苦境などの課題を改善する上で、このトレンドが役立つ」と述べています。

個人的な感覚ではありますが、最近「トレンド」という言葉を目にする機会が増えたような印象があります。ファッションやグルメで使われる言葉というイメージが強かったのですが、ニュースやSNS含むウェブサイトまわりで。

今回は「トレンド」という言葉の意味について、日本語と英語の両側面から詳しく確認してきました。

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トレンドというカタカナ語がどういう意味なのか、そして由来となっている trend という単語の語源や、関連表現についてまで、詳しく解説していきます。

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